ギャンブル依存症・ゲーム依存症記事一覧

デイトレは、一種のギャンブルだ。株式投資は利殖の要素があるので、一概にギャンブルだとも言えない。落ち着いて銘柄を選んで投資する、中長期の株式投資と違って、デイトレはまさに今、目の前にある分足チャートと格闘するもので、ギャンブルが一番近いように思う。ということでここからは、ギャンブル依存症についてまとめていく。ギャンブル依存症とは、ギャンブルが止められない依存症だ。パチンコ・パチスロ、競馬・競艇・オ...

ギャンブル依存症は、行為依存であって、物質依存・薬物依存と根本的に異なる。依存症には、大きく分けて、物質依存・薬物依存行為依存関係依存という3つのタイプに分類出来るが、ギャンブル依存症・ゲーム依存症は、行為依存というタイプになる。物質依存・薬物依存の場合は、薬物や何かを飲み食いすることが、脳に刺激を与えたりすることで起こる。たとえばアルコール依存の場合は、酒やアルコールを飲むことで脳が麻痺して、そ...

ギャンブル依存症の人が、併発しやすい病気というのがある。たとえばギャンブル依存症の多くは、酒飲みだったりヘビースモーカーだったりする。ギャンブル依存症患者の3割から5割はアルコール依存症患者であり、逆にアルコール依存症患者の1割から3割は、ギャンブル依存症患者だという。合併症の割合に大きな幅があるのは、依存症の判断が曖昧だからだろうが、酒依存とギャンブル依存は併発しやすいということらしい。パターン...

ギャンブル依存症の人というと、毎日パチンコ屋に通っていたり、土日は競馬や競輪場に出かけ、賭け事三昧のようなイメージがある。そういう人も確かに大勢いるのだが、実は別の特徴を持っている人もいる。それが「仕事ができる人」だ。ギャンブル依存というのは、他の依存症と少し違ったところがある。と言うのも他の依存症の場合は、不安や痛みなどのストレスを、鈍らせたり紛らわせたりするため、頭の働きを鈍らせたりするが、ギ...

ビギナーズラックでうまく行くと、ギャンブルにハマりやすいと言う説がある。ビギナーズラックというのは、ほとんど何も知らない状態で、成功するということだが、その快感が強烈に焼き付く。その結果、また成功しようとして、ギャンブルにはまる…などという話が、もしかすると依存症の本に載っているかも知れない。ところがこのビギナーズラック説は、ほとんど信憑性がないらしい。というのも最初に成功したからと言って、脳に「...

ギャンブル依存症とは、ギャンブルやゲームにハマる依存症だ。依存症には、薬物依存(物質依存)と行為依存と関係依存の3つがあるが、ギャンブル依存症は、薬物が介在しない行為依存だ。そのため、何が人を依存症にするのか、なかなか良く分からない事が多かった。物質依存の場合は、物質が神経に働きかけるから、ハマる理由は化学的にわかりやすい。たとえばタバコに含まれるニコチンは、強い神経毒で、神経を麻痺させる。神経を...

ケンブリッジ大学のシュルツらが行ったサルの実験では、結果が出るまでのわずかな時間に脳が興奮した。シュルツの行った実験では、緑色が出ると報酬(シロップ)、赤色が出ると無報酬(シロップなし)、という連合学習をまずサルに覚えさせた。そのあと、色と関係なくシロップを、出したり出さなかったりさせて、サルに「再学習」を行った。最後に青いマークが出ると50%の確率で、甘いシロップが出てくるという仕組みで、サルの...

デイトレ依存症を知るための、ギャンブル依存症の話。次は「ニアミス効果」と呼ばれる、「当たりに近いハズレ」の効果だ。パチンコやパチスロでは、当たりの可能性がある時、「リーチ」というアクションが起こる。リーチというのは、同じ数が2つ揃って、あと一つが揃うかどうかという状態で、「もしかして、当たり?」という風に、期待させる演出だ。たとえば777が大当たりだとすると、77と言う風にまず2コが揃うわけだね。...