依存症の大まかな分類

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デイトレ依存症について考える前に、様々な依存症についてまとめておく。

 

まず依存症とは、何かにハマり、そこから抜け出せない状態を言う。

 

最初は嗜む(たしなむ)程度だったのに、慣れるにつれて、回数や分量が増えて、いつの間にかどっぷりハマっている。

 

そしてやっていないとイライラしたり、その事ばかり考えるようになる。

 

さらに減らしたり止めたりすると、震えが来たり目眩がしたり、様々な身体現象が起こる。

 

そういうふうに健康に悪影響があったり、大金を失ったり、仕事で失敗したり、大きなマイナスがあるにもかかわらず、止めたり減らしたりすることができない。

 

これが依存症というものだ。

 

依存症になっているかどうか、チェック方法には色々あるが、一般的には次の4つが挙げられる。

 

依存症の代表的な要件
  • 耐性:使用量や時間がどんどん増える
  • 離脱症状(禁断症状):止めたり減らしたりするといろんな症状が出る
  • 渇望:やりたくてやりたくてたまらない
  • 再発:しばらく遠ざかっていても、またやり始める
そして依存症になりやすいモノとしては、酒やタバコなどの物質・薬物、ギャンブルやゲーム、インターネット、恋愛やダイエット、過食などがあるのだが、これでは何がどうなっているのかわかりにくい。

 

そのため依存症は、大きく3つのグループに分けられている。

 

それが次の3つのタイプだ。

 

依存症の3タイプ
  • 物質依存・薬物依存(酒・アルコール、タバコ、薬物)
  • 行為依存(ギャンブル依存、ゲーム依存)
  • 関係依存(恋愛依存)
第1のグループは、物質や薬物が主体のもの、第2グループは、物質や薬物が介在しないもの、第3のグループは、対人関係に関するもの、と言うことだね。

 


依存物質がないのに、なぜ依存症になる?

依存症は、大きく分けて3つのグループに分けられる。

 

それが、物質依存、行為依存、関係依存というものだ。

 

物質依存とは、なんらかの物質が、脳の神経細胞に影響を及ぼすので、比較的メカニズムが分かりやすい。

 

たとえばタバコに含まれるニコチンは、脳の腹側被蓋野(ふくそくひがいや:VTA)を刺激する。

 

そして内側前脳束(ないそくぜんのうそく)から、側坐核(そくざかく)へ電気信号が伝わり、ドーパミンという脳内物質が放出される。

 

ドーパミンは脳を興奮させ、快感を生み出すため「やる気」が起こる。

 

つまり物質が脳を刺激するため、「やめたいのに、やめられない」という状態になる。

 

ところが、行為依存や関係依存には、こういう風に脳を直接的に刺激するような物質・薬物がない。

 

脳を強制的に動かす物質が関係していないのに、一体なぜ依存が起こるのか?ということで、ここからは、依存物質が関係していない依存症について、少しずつ考えていくことにする。

 

デイトレ依存症も、物質が関与しないタイプの依存症だしね。

 


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