デイトレ依存症で、損切り貧乏
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デイトレ依存症を克服して、ムダな損切りを減らすには、どうすれば良いんだろうか。
デイトレ依存症で大損する原因は、いろんなケースがある。
たとえば値上がり率ランキングを見て、急騰している株に飛びつく。
しかし買ったところがピークになって、そこからダラダラ下がっていく。
そこで慌てて損切りすると、そのあと切り返したりするし、逆に損切りせずに放置すると、含み損がみるみる増えていく。
動いている株は買わずにおれないのが、デイトレ依存症の一つの悪癖で、飛びついて最高値で買ってしまうため、失敗するとたいてい十万前後の損になる。
そして、その損を取り返そうとして、また新しい急騰銘柄に飛びつき、また失敗して損切り。
こういうことの繰り返しで、デイトレ依存者は損を重ねていくわけだ。
急騰株を見つけると、これはチャンスだと興奮して、買い建てたら今度は判断を誤る。
右肩上がりの株を掴んでいれば、多少時間はかかっても、一ヶ月弱で株価2倍になる銘柄も多い。
もちろんそういう銘柄も、大幅上昇になる日もあるので、売買候補リストには入れているが、そういう株には興味が無いんだね。
落ち着いて売買しておれば儲かるのに、慌てて売買して損ばかり増やすわけだ。
となると、デイトレ依存状態から脱出して、ムダな売買をしないことが重要だろう。
そのための方法としてはまず、ストレス解消・ストレス軽減を図って、急騰株に振り回されないように、対策を練るべきだろう。
マインドフルネス瞑想
デイトレで失敗を繰り返す理由は、デイトレ依存症で、冷静さを欠いているからだ。
脳が興奮状態にあるので、リスク回避を怠ってしまい、必要以上の損切りを余儀なくされる。
慌てる必要なんかないのに、なぜか慌てて全力買いして、大ばくちになってしまうわけだ。
となると、脳が興奮しないように、普段からストレスを軽減する必要がある。
そのためにはいろんな方策や工夫が考えられるわけだが、道具も何も必要無いのが、呼吸法や瞑想だ。
マインドフルネス瞑想の一例
ストレス軽減のための瞑想として、最近特に目にするのが「マインドフルネス瞑想」だ。
マインドフルネスとは、心を全部投入するってことで、何かに没頭するという方法だ。
森田療法なんかでも、とりあえず目の前の仕事に集中しろ、なんていうことを言うわけだが、マインドフルネスの場合は、呼吸や一挙一動に集中する。
方法は色々あるようだが、一番簡単な方法をこんな感じだ。
マインドフルネス瞑想のやり方(一例)
- 座った状態で、胸の前で合掌する。
- 合唱した手のひらをゆっくり頭の上に挙げる。
- このとき、鼻から自然に空気を吸い込む
- 空気が十分に吸い込むまで待つ(4~5秒)
- 頭上で手のひらを外側に向ける
- 手のひらで左右を掻くようにして下まで降ろす。
- このとき、空気を吐き出す。
- 空気を十分吐き出したら、最初に戻る。