依存症になる条件は、接触頻度
更新日:
デイトレ依存症になる原因。
次は「時間がある」だ。
デイトレ依存症になるかどうかは、デイトレに使う時間が、あるかどうかが大きい。
株式市場が開いている間に、デイトレが自由にできるかどうか。
これが依存症になるかどうかの一つの分かれ目だろう。
デイトレができない環境にいるなら、依存症になりようがない。
極端な話、普通のサラリーマンであれば、平日の昼間にデイトレなんかしている暇などない。
暇が無ければ、デイトレ依存症にはならない。
逆に仕事ややることがあっても、株式市場が開いている時間に、パソコンに貼り付いて売買出来る環境だと、デイトレ依存症になるリスクが高まる。
というのも依存症になるかどうかは、薬物の使用頻度や、接触時間が関係するからだ。
たとえば酒とタバコでも、酒はなかなか依存症にならないが、タバコはすぐに依存症になってしまう。
というのもタバコに含まれるニコチンの効果は、30分ほどで半減してしまい、そこでまた「吸いたくなる」からだ。
そうして短時間の間にどんどん吸うと、タバコに対する「快感回路」が太くなる。
つまり不安やストレスや痛み・疲れを感じると、すぐにタバコを思い出すようになり、タバコ無しではいられなくなる。
そういうわけで、タバコを吸う人の約7割が、ニコチン依存症だと言われている。
ところがアルコールの場合は、酔いが醒めるまでに数時間はかかる。
数時間かかるから、次から次へ飲む必要が無い。
何か嫌なことがあって、飲まずにいられないと言うことはあるが、そういうことが無ければ、飲み重ねる必要が無い。
なのでタバコと比べると、依存症になる割合はかなり下がる。
目が離せない銘柄を買うと、デイトレ依存症になりやすい
デイトレ依存症になる人というのは、株式市場が開いている間、パソコンの前にいられる人だ。
日中、職場で働いているような人は、デイトレ依存症にはならない。
というのも、一日中、パソコンの前に貼り付いていられないからだ。
しかし学生だったり、主婦だったり、定年退職した人だったり、アフィリエイターのように、自分の部屋で作業をしている人だと、好きなだけデイトレすることができる。
こういう人が依存症になりやすいわけだ。
逆に言うと、依存症から遠ざかるには、依存対象から距離を置けば良い。
たとえば保有銘柄や建玉が、毎日、右肩上がりに騰がっているときは、意外に株から離れられるので、デイトレ依存症が弱くなる。
含み益がたっぷりあれば、すぐに大損はしないわけだから、相場を見る必要があまりない。
材料株・テーマ株のように、2~3週間くらいかけて上昇するような銘柄を掴んでおれば、意外と株から離れられる。
逆にアップダウンが激しい銘柄を買うと、目が話せなくなるため、依存症になりやすくなる。
そろそろ株価が崩れそうだと思うと、目が離せないから、没入してしまう。
その結果、ますますデイトレから離れられなくなってしまい、依存症が進んでしまうことになる。
となると、刻々と変わる値上がり率ランキングを、ずっと見ていたりするのも良く無さそうだな。