株が騰がる月、下がる月 株のアノマリー記事一覧

「節分天井、彼岸底」(せつぶんてんじょう・ひがんぞこ)は、よく知られた株のアノマリーの一つだ。節分は豆まきをする2月3日の頃で、彼岸とは3月20日頃になる。このアノマリーは、「2月初めの株価は高めで、彼岸の頃の株価は安い」ということになる。2月初めの株価がなぜ高いのかは良く分からないが、彼岸底は理由がいろいろ言われている。まず日本の大企業は、3月末決算のところが多くて、決算が悪い企業は、保有株を売...

「節分天井、彼岸底」(せつぶんてんじょう、ひがんぞこ)などとよく言われる。2月初めの節分の頃が株価の高値で、3月20日頃の春のお彼岸の頃が株価の底になりやすい。そういう意味の株の格言だが、別のことも言われる。それが「3月は、配当取りで株価が上がる」というものだ。日本の会計年度は、3月末締めになっている企業が多い。国や地方自治体などの行政は、4月始まり3月末終わりの会計年度を使っているし、多くの企業...

3月は、配当取りのために株を買う人が増え、株価は上がりやすいと言う。3月末締めを年度終わりにしている企業は、3月下旬の権利付最終日大引け時点で株を持っていた人を、株主と認定して配当金や株主優待品を配る。その配当金や優待品目当てに株を買う人が出てくるため、普段より買方が勝って株価は上がりやすい。ところが配当取りの人は、配当をもらう権利確定すれば、もはや用なしと言うことで、買った株を売りはじめる。それ...

日本株が騰がるか下がるかは、海外投資家の動向で決まる。日本の株式市場の売買の6割前後が、海外投資家の売買だという話もある。なので海外投資家が日本株を買えば株価は上がるし、逆に日本株を売れば株価は下がる。日本国内の主な機関投資家といえば、生損保(生命保険・損害保険)や信託銀行、年金機構(GPIF)といったあたりだが、投資資金は殆ど増えていない。限られた投資資金を使って株を買ったり売ったりしているだけ...

「鯉のぼりをおろしたら、株は売り」という株の格言もある。「鯉のぼりを下ろしたら、株は売り」というアノマリーもあります。「4月高、鯉のぼり天井」と言う風に言う場合もあります。鯉のぼり天井より、鯉のぼりを下ろしたら株を売り、の方が多少メジャーなのかも知れません。4月は日本では年度の始まりで、株式市場にも資金が流入しやすい。ただその資金は五月五日の端午の節句あたりで途絶えて、そのあとは株価は低迷する。こ...

セルインメイは、よく知られた株のアノマリーだ。セルインメイのアノマリーは、「6月から9月始めまでは、株価が低迷しやすい」というものだ。アノマリーとは、根拠はハッキリしないが、良く起こるパターンのことで、経験則ってことだね。株のアノマリーは、季節に関係するモノが多くて、「節分天井・彼岸底」なんていうのもアノマリーの一つだ。で、このセルインメイは、アメリカの株のアノマリーで、元々はSell in Ma...

6月に騰がる株と言えば、猛暑関連銘柄だろう。セルインメイとか言って、5月後半から8月下旬までは、株式市場では買いが入りにくくなるが、夏に売上げが伸びる商品やサービスを扱っている企業には、買いが入りやすい。なので、こういう夏関連の銘柄は、サマーストックなどと呼ばれたりもする。毎月25日頃に、気象庁が三ヶ月気象予報を発表するが、4月5月あたりに「今年は猛暑の予想」が出ると、猛暑関連銘柄が物色される。猛...

夏枯れ相場(なつがれそうば)とは、7月下旬からお盆明けまで続く、相場が低迷する期間のことだ。夏枯れ相場の期間は、売買の参加者が減るため、株価も上がりにくい。東証一部の売買代金が、活況の目安である2兆円を割るのは当たり前で、株価が低迷している年などは1兆円割れになる日も多い。もちろん海外の投資家にとって、日本のお盆休みなんて関係ない。だから大企業の銘柄は、それなりに売買されているのだが、国内の個人投...

ハロウィン効果も、株のアノマリーの一つだ。10月末に買って12月に売れとか、10月末に買って4月に売れなどという言い方もする。ハロウィンというのは、10月30日の仮装騒ぎのことで、元々は古代ケルト人の「悪魔祓い」のためのお祭りだ。ケルト人達は11月を新年の始まりとしていて、10月末には先祖の霊が悪魔と一緒に戻ってくるから、恐ろしい格好に仮装して、悪魔を追い払おうというのが元々の趣旨らしい。それはと...

季節ごとに、注目が集まりやすい業界やセクターがある。2月や9月は例年、バイオ関連株に注目が集まりやすい。というのも3月頃から5月くらいまで、バイオ関連の様々な学会が開かれ始めるからだ。学会では、様々な大学の研究室や医療機関、製薬会社やバイオベンチャーによる研究発表が行われる。そして学会のプログラムが少しずつ明らかになるにつれて、研究発表を行う製薬会社やバイオベンチャーの株が買われはじめる。製薬会社...

春と秋は、バイオ関連株が賑わうことが多い。もちろん毎年賑わうというわけでもないのだけれど、数銘柄は必ず人気化して話題を集めている。バイオベンチャーと言えば、毎年赤字を数十億円も垂れ流し、毎年第三者割当増資で数十億円の資金を調達する。なのになぜ、そんなに関心を集めるのか。それはなんだかんだ言って、バイオベンチャーがニュースを出し続けるからだろう。バイオベンチャーは、新しい薬を開発するベンチャー企業の...

バイオ関連株は、治験(ちけん:臨床試験)が進めば進むほど、リスクが高まる。というのも第3相の臨床試験が良好であれば、次はもう製造販売申請して新薬販売というゴールへたどり着けるからだ。そのため株価は2倍3倍に跳ね上がり、臨床試験の結果の速報を固唾をのんで待つ。ところが臨床試験の結果がはかばかしくないとなると、一転して株価は暴落する。2016年には、アキュセラインクが目の薬の開発に失敗し、7日連続スト...