新値八手十手 トレンドが変わるタイミングとは

保有株の株価が上昇している時に問題になるのは、いつどこで利益確定をすべきか、ということだ。

 

というのも騰がる株は、手放したくない。

 

どこまで騰がるかは分からないが、出来るだけ大きな利益を得たい。

 

しかしその一方で、含み益が減るのを見るのも嫌だ。

 

たいていの人は、そこで目先の利益に飛びつきたい衝動に駆られる。

 

1ヶ月後に20万円の利益になりそうだと分かっていても、目先の5〜6万円の利益に飛びつくのが普通の人だ。

 

これは行動経済学のプロスペクト理論でも明らかだ。

 

多くの人は、将来については楽観的だが、目先のことには悲観的になりやすい。

 

そこで株価がちょっと下がり始めると、さっさと売って利益を確定したくなる。

 

ところが株を売ったあと、また株価が回復して切り返し、グングン上がったりする様な事も多い。

 

ああ私は、いったいどこで株を売れば良かったんでしょうねえ…ということになる。

 

こういう場合、役に立つのが「新値八手十手」(しんねはってじゅって)という株の格言だ。

 

新値八手十手とは、簡単に言うと「新値を8回から10回くらいつけたら、その辺りがトレンド転換になるよ」という意味だ。

 

そのため、「新値八手で利食いすべし」と言われる。


チャートの読み方と売買ポイントはこれでOK



 

新値八手十手は本当か?

 

買った株を、いつどのタイミングで売るかというのは、中長期投資では非常に重要だ。

 

一週間以上も株を保有すると、どうしても執着してしまい、株の売り時を逃してしまう。

 

これがデイトレやウイークリートレードなら、初めから期限を切っているのでさほど重要ではない。

 

デイトレの場合は、原則として一日のうちに手仕舞うので、大引けまでに決済するだけだ。

 

ウイークリートレードの場合も、週の初めに買って、木曜日か金曜日に売って手仕舞いするから、売り時は決まっている。

 

初めからそういう自己ルールでやっているから、銘柄には執着せずに済む。

 

しかし株を持ち続けているときは、なかなかそう簡単に決済することは難しい。

 

そこで手がかりになるのが、新値八手十手の格言で、連騰株はたいていこの辺りで天井になって下落し始める。

 

新値八手十手の日足チャートの例 (プレシジョンサイエンス)

新値八手十手の日足チャートの例 (プレシジョンサイエンス)
このPSSの例だと、19年3月初めから動意付いて、売買高が急増。

 

8日目に高値をつけたが十字線になって、翌日はギャップダウンから大幅下落、大陰線になっている。

 

新値八手の翌日に急落しているのは、偶然ではないだろう。

 

この銘柄を買い上がって居た大口投資家や仕手筋が、新高値八手を意識して手仕舞ったと考えられる。

 

新値八手十手の株の格言を信じるかどうかは自分次第だが、大口投資家や仕手筋が、新値八手十手で動いているということは、頭に置いておかないといけない。

 

株はどこまで行っても需給。

 

自分がどう考えようが、大口が去ったら相場は終わりなのだから。

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