上昇株、乗り遅れたら、諦める
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押し目狙いは、あくまでも指し値を下に出さないといけない。
売買が動意付いても、高値追いしてジャンピングキャッチしてはいけない。
株価が上がれば上がるほど、カウンター気味に大きな売り注文も出やすくなる。
大口の投資家は、買い注文が厚くなったら利益確定チャンスと考えて、ドカッと売りを出してくる事が多い。
なのでそれを期待して、5円から10円くらい下に指し値を入れる。
そうすると上手くいって買える場合も多いが、1円違いで買い逃す場合もある。
うまく指し値で買えた場合は、どこで手仕舞うかを考えれば良いワケだが、買い逃した場合はもう諦める。
というのも高値追いは思わぬ損を喰らうリスクが高いから、追わないに越したことはない。、
動きに惑わされてやる売買は、どうしても失敗になりやすい。
うねり取りなどの中長期投資であれば、5円や10円の違いは大した違いでは無いが、デイトレでは良くない。
激しい売買が行われている時は、冷静な判断などできないから、乗り遅れたら諦めて他の銘柄を探すか、売買が落ち着くのを待った方が良い。
動意付いた銘柄は翌日も動くので、お楽しみは翌日にとっておけば良い。
押し目狙いとは
デイトレで押し目狙いするのは、結構難しい。
押し目狙いは、あくまでも上昇途中の株が、一休みしているところでエントリーするから意味がある。
上がり始めた株価が調整しているタイミングで買いに入るから、利幅も取れるし、下値不安も少なくてすむ。
なので、激しく売買注文が飛び交っているときは、エントリーすべきタイミングではない。
淡々と売買が行われ、売りたい人が売り終わって、日柄調整が終わりそうなタイミングでエントリーしないといけない。
なのでどうしてもその銘柄を買いたいなら、次の日にすれば良い。
動意付いた株は、翌日もその余韻をもって売買されるから、買ってみようという投資家も多いし、ギャップダウンスタートでヨコヨコ展開になることも多い。
高値で揉み合いになっていると、値崩れしたとき悲惨だから買いに入りにくいが、ギャップダウンしておれば、多少なりとも入りやすいことだし。