月曜日の株価パターン
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株が騰がる曜日、下がる曜日。
月曜日はとにかく「様子見」の売買になりやすい。
というのも週初めは、買いが入りやすいのと同時に、売りも出やすいからだ。
そのため、月曜日の前場はマイナス圏をウロウロしていたり、買い上がりがあっても売りが出て株価が押しさげられる展開になりやすい。
一般的な銘柄の5分足チャートのパターンとしては、こんな感じになる。
因みにこのチャートの日は、前週末にニューヨークが大幅高になっており、日経平均株価も300円高で推移するという、良い地合いだった。
月曜日の5分足チャート 寄りから売りが出てマイ転切り返すパターン
寄りつき後30分は売りが優勢で株価下落。
そのあと、九時半頃から買いが入り始めてプラテン。
しかしそのあとは、僅かにプラス圏で揉み合い、幾度となくマイ転を繰り返す。
後場に入ってもやはり揉み合いが続いて、14時前後から売りの勢いが衰えて上昇して大引けを迎えている。
月曜日の5分足チャート 寄り安からプラテンして揉み合いになるパターン
こちらのチャートの場合は、マイナス圏でウロウロして、大きな買いが入るモノの、後続が続かず下落。
後場もプラスになったりマイナスになったりして、14時前からようやく上昇に転じて大引けを迎える。
地合いが良い日の場合は、こういう風に最後は買いが勝つというパターンをよく見るね。
特に投げる様な材料もないし、地合いも悪くないと、こんな感じだ。
月曜日の5分足チャート 寄り高から売りが出てマイ転し、切り返すパターン
この5分足チャートは、非常にやりにくいパターンで、判断が難しい。
月曜日は売りが出やすいので、寄り高で始まると、上がるのか下がるのかが見極められない。
前週に株価がそこそこ上がっており、高値で始まったのだが、利確売りもたくさん出てマイ転。
その後も10時過ぎから買いが入ってプラテンするも、後場寄りからまた売りが出てマイ転。
高値圏で方向性が定まらないによく見る分足チャートだけれど、木曜日や金曜日だと、このまま下落してしまうパターンだ。
しかし月曜日だけに、切り返すかも、と思って様子見することになる。
最終的には切り返して上がって終わっているので、後場から押し目狙いすべきだったなあという感じ。
月曜日の前場は、ホントに難しい。