「押し目狙いデイトレ」での利確ポイント
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押し目狙いデイトレのエグジット。
デイトレでは、利益確定が難しい。
しかし「押し目狙いデイトレ」での利確ポイントは、移動平均線とロウソク足で判断すればよい。
というのもデイトレでは、ファンダメンタル分析は使えない。
ファンダメンタル分析とは、企業の財務状況や保有資産などを考慮したもので、長期的な視点では役立つ。
しかし日々変わる地合いでは、それは売買の動機にならないので、使えない。
となると結局、チャートやロウソク足などを使って「テクニカル分析」ってやつで決めるしかないわけだ。
テクニカル分析で、私が一番良いと思っているのが、「うねり取り」やショットガン投資法などの教材で有名な相場師朗(あいばしろう)さんだ。
うねり取りとは、カラ売り(売り玉)と信用買い(買い玉)を併用して、トレンドによって比率を変えることによって利益を取るという方法だが、売買のポイントが分かりやすい。
テクニカル分析での売買ポイント
以前、相場さんがやっていたラジオNIKKEIの番組では、放送終了後にUstreamやユーチューブで、日足チャートと移動平均線を用いた解説をされていたのだが、要点はこんな感じだった。
テクニカル分析での「買い」ポイント
- 短期移動平均線と中期移動平均線が右肩上がりかフラット
- ロウソク足が移動平均線を、陽線で跨ぐ(またぐ)
逆に、売りポイントは、次のような感じになる。
テクニカル分析での「売り」ポイント
- 短期移動平均線と中期移動平均線が右肩下がりかフラット
- ロウソク足が移動平均線を、陰線で跨ぐ(またぐ)
うねり取りは、売り玉と買い玉のバランスを調整しながら売買を続けるため、「建玉の操作」に重点が置かれているのだが、売買ポイントが明確なのは有り難い。
デイトレでテクニカル分析は役立つか?
上の五分足チャートの例で、買いポイントと売りポイントを確認しよう。