権利落ち日 株価の下落に注意

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3月は、配当取りのために株を買う人が増え、株価は上がりやすいと言う。

 

3月末締めを年度終わりにしている企業は、3月下旬の権利付最終日大引け時点で株を持っていた人を、株主と認定して配当金や株主優待品を配る。

 

その配当金や優待品目当てに株を買う人が出てくるため、普段より買方が勝って株価は上がりやすい。

 

ところが配当取りの人は、配当をもらう権利確定すれば、もはや用なしと言うことで、買った株を売りはじめる。

 

それが「権利付最終売買日」の翌日(翌営業日)の「権利落ち日」だ。

 

株価はどこまで行っても需給だから、昨日まで株を買っていた人が売りに回ると、売買バランスが崩れて株価は大きく下がる。

 

これが「権利落ち日」によくある現象だ。

 

権利落ち日は、株価が下がりやすい要注意日なので、株式トレードツールに表示されていたりする。

 

配当落ち日の表示(3月末決算銘柄の場合)

※楽天証券「マーケットスピード」の、とある銘柄情報。
配当落ち日の表示
この表示だと、この年は3月27日が(本決算の)権利落ち日で、9月27日が中間配当の権利落ち日と言うことだね。

 

決算発表日は表示されていないが、5月頃になると日時が表示されるようになる。


 

安易なカラ売り併用で優待取りは危険

優待取りのために株を買うと、翌日の権利落ち日に株価が大きく下がってしまう。

 

優待目当てで株を持っている人は、別にその株を持ち続ければ良いので、多少の株価下落はかまわない。

 

舞浜にあるテーマパークの株主優待パス目当てで、オリエンタルランドの株を持ってる人は、売買なんかせず、何年も何年も株を持ち続けていたりするし。

 

しかし優待は欲しいが、翌日に株価が大きく下がるのは嫌だ。

 

そういう人は、権利付最終売買日までに、持ち株と同数のカラ売りを行って、リスクヘッジを行うということが流行している。

 

つまり権利落ち日の株価の下落分は、カラ売りで埋め合わせようということらしい。

 

優待がもらえる最小単位が1,000株ならば、1,000株の現物株を買い、同時に1,000株のカラ売りを行う。

 

そうすると株価が上がっても下がっても、含み益と含み損が相殺されて、株価の変動は無視できるってことだね。

 

ただしこれは貸株不足になっておらず、逆日歩が殆ど付いていない銘柄の場合だ。

 

逆日歩がたくさん付いている銘柄をカラ売りすると、逆日歩の分だけコストが増える。

 

そしてカラ売りの踏み上げを狙った買いも入るため、株価が下がるどころか踏み上げられてしまう。

 

そういう状態の銘柄は、そもそも株価下落のリスクより、カラ売りのリスクの方がデカいため、カラ売りすると返って損になったりする。

 

タダで手に入れようとした優待が、思わぬ高値になってしまって、痛い目に遭う場合もあるんだね。

 

普段からカラ売りをやっていて、その怖さが分かってるなら良いけれど、そうじゃない場合は、大損になることもあるんだと言うことは、覚えておかないといけない。

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