週の初めと週の終わりで、これだけ違う

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株が騰がる曜日、株が下がる曜日。

 

毎日デイトレをしていると、曜日ごとに市場の動きが違うことに気がつく。

 

一番分かりやすいのが、週初めと、週終わりの相場だ。

 

週初めの月曜日の前場は、週の初めだけあって、大きな売り買い注文が交錯する。

 

物凄い株数の売り注文と買い注文がぶつかり合い、週初めだというのに、ドカンと大きな売りが炸裂することも多い。

 

また週初めは、市場の雰囲気を探り探りになるため、10時半過ぎまでトレンドがハッキリしないことも多い。

 

10時半には、中国の上海市場もスタートするので、それを見極めてから売買を始めようという投資家も多い。

 

そして上海市場が下げて始まったりすると、月曜日の前場は売り優勢になって後場になるまで下げ止まらない。

 

なので月曜日の寄りつきで成り行き買いでもしようものなら、エラい高値づかみになったりする。

 

さっさと損切りして次の銘柄に行くと、そこでもまた下落に出くわして、傷口を拡げたりする。

 

ダメなときは、休むのが一番だけど、月曜日はまだ元気だから、ついつい買っちゃうんだよねえ。

 

月曜日によく見かける5分足チャートの例

月曜日によく見かける5分足チャートの例
10時半くらいまでは売り優勢で進み、それ以降、買いが入り始めて反転したパターン。

 

月曜日はギャップダウンスタートで、後場に切り返す銘柄もよく見るね。


 

金曜後場の株価の動きの特徴

 

一方、週末の金曜日の後場は、前場元気だった銘柄でも、買いが次第に細ってきて株価が下がり始めたりする。

 

土日の間に世界情勢がガラッと変わったり、悪いニュースがでたり、悪材料がでたりするとダメージが大きい。

 

そのため、プロの投資家は、ポジション整理して現金比率を高めて、変化に備える。

 

持ち越す銘柄と見切りをつける銘柄を切り分けて、見切りをつけた銘柄は木曜日の後場あたりから処分する。

 

そのため、期待度が低い銘柄は買いが入らず、右肩下がりに株価が下がっていく。

 

聞くところによると、投資会社のプロトレーダーは、運用状況を上司や運用チームに毎週報告しないといけないという。

 

個々のトレーダーは、ある程度の裁量権は与えられているが、結果に関しては上長やチーム長の指導に従う。

 

そのため、プロは見切った銘柄を機械的に処分していくし、運用成績が悪い雇われトレーダーは、数週間の休養を命じられたりするという。

 

個人の大口の株トレーダーに至っては、特に金曜日にトレードする必要も無いので、週の前半に十分利益を取ったら、水曜日の後場あたりにポジション整理して、週の後半は遊びに行っていたりする。

 

そうして金曜日の後場に五分足チャートをにらんでいるのは個人投資家ばかりになって、最後はカラ売りの買い戻しもなく、株価がドーンと下がって大引けになることも多い。

 

金曜日によくある5分足チャートの例

金曜日によくある5分足チャートの例
ギャップアップで始まるモノの、10時過ぎにピークになって、あとはダラダラ下がって値を消してしまう。

 

こういう風に金曜日の最後の最後まで粘って株価下落で終わるのは、後味が悪いし土日もスッキリしない。

 

前場か後場イチくらいで見切り売りして、さっさと遊びに行った方が良いね。

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