デイトレのエントリーポイントと利確ポイント
更新日:
デイトレで押し目狙いをするには、エントリーポイントが重要だ。
初めに高値づかみをしてしまうと、含み損の状態が続くため、そのあとずっと損切りの判断を強いられる。
初めにうまく押し目でエントリーできれば、常時含み益を抱えた状態になるため、他へ資金を移動させる場合も、気が楽だし。
ということで、デイトレ用の五分足チャートの設定が済んだら、次は移動平均線を使ったエントリーポイントと利確ポイントを考える。
移動平均線の設定をデイトレ用に「3本・8本・21本」に設定したが、これはエントリーや利確に使えるのか?
ということで、いくつか5分足チャートを例に挙げて、確認してみる。
プラス圏での押し目エントリー 5分足チャートの例
この5分足チャートだと、押し目エントリーはなかなか難しい。
チャンスがあるとしたら、9時半くらいのところで、赤い移動平均線(15分線)と緑の移動平均線(40分線)が接して右肩上がりになっているところくらい。
ただヒントとして、3本の移動平均線が全部右肩上がりになっているので、「相場続行」を考えても良い。
寄りつきからこの銘柄を買い上げた大口さんや仕手グループが、またどこかのタイミングで買い上がってくる事を期待して買いエントリーで勝負かな。
プラス圏での押し目エントリー 5分足チャートの例(つづき)
ということで買いエントリーしたら、幸い、こんな感じに上がってくれた。
この銘柄の場合、明らかに買い上がっているグループがいたので、赤い線が白い線にタッチするまで粘ってみても良さそうな感じ。
10時半の赤・緑のデッドクロスのところで利確してもOKだが。
押し目狙いでエントリーする場合
次はマイナス圏をウロウロしている商状で、エントリーする場合。
押し目狙いエントリー 5分足チャートの例(1)
午前11時過ぎの5分足チャート。
この銘柄で、買いエントリーしても良いかどうか。
この日はギャップダウンで始まり、大口さんの売りが出て大陰線がいくつも出ている。
そのため、買いで入る場合は慎重に行かないといけないケース。
歩み値で大口の買いが入っているなら、買ってみてもよいが、移動平均線で判断するなら、まだ時期尚早のタイミング。
よってスルーかな。
押し目狙いエントリー 5分足チャートの例(つづき)
上の状態から5分が経ったところだが、赤い移動平均線(15分線)が緑の移動平均線(40分線)を下から上に抜いている(ゴールデンクロス)し、白い長期線もフラットになってきているので、ここは買ってみてもよいタイミング。
ただしまだ、前引け直前や、後場寄りすぐに大口さんの売りが出てくるかも知れないので、数円下に指しておくべきだと思うが。